家族カード審査には誰もが通ると思ってませんか?

クレジットカード

基本的に家族カードは審査なしで発行されます。

家族カードとは、基本的に申込者の審査は不要で取得可能な、本会員に付帯しているクレジットカードになります。
審査が不要となっており、基本的に申込者の属性や信用情報に何らかの問題があったとしても発行される可能性が高くなっていますので、業界内では無審査カードと呼ばれています。

もっとも、審査なしのカードになりますので、現在属性や信用情報に問題があり審査に対して不安を抱えている人にとっては願ってもいないクレジットカードと言えます。
さらに、家族であれば学生にも発行が可能なので、学生がクレジットカードを持つためには最短のカードと言っても良いでしょう。

ただ、審査なしのカードという認識が強い為、家族カードが発行されない=審査に通らないケースもある事はあまり知られていないのが現状です。

審査なしは家族カード申込者のみです。

家族カードは、本会員に対して審査が行われるため家族カードの申込者に対しては審査はありません。そのため、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしてしまい、現在謹慎中の人であっても家族にクレジットカードを持っている人がいれば家族カード会員に入会する事が可能となっています。

ただ、当たり前ですが本会員が審査に通ればの話であって、本会員が審査に通らなかったら家族カードが発行される事はありません。
そのため、本会員の信用状態が審査通過への鍵になっているのです。

家族カード審査に落ちるケースはこれ

家族カード審査=本会員の審査ですが、これは通常のカード審査の時のような、申込者の属性や信用情報を隅々まで調査するというようなものでは無く、あくまで簡易的に行われる傾向が高くなっています。

■本会員の信用情報に金融事故が登録されていた■

本会員が過去及び現在においてその支払いを延滞している(していた)場合には、審査で落ちる可能性が高くなります。

もっとも、利用代金の支払いを延滞するという事は、支払いの管理がなっていない=信用力が無く今後の支払いにも不安を残すと判断されるため、これは仕方のない事です。

そして、これはいくら審査が簡易的に行われるとしても見逃す事が出来ない事実なので、本会員の信用情報に何か問題がありそうな場合には注意が必要です。

■家族カード申込者とカード会社間での金融トラブル■

これ、意外と見落としがちなのですが、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こした事がある会社では、その顧客の事故情報を自社データベースに一定期間登録しており、この状態を業界では自社ブラックと呼んでいます。
そして、この登録期間ですが都市伝説として半永久となっていますが、中にはその途中で削除される会社もあります。(実例としてあり)

ただ、この自社ブラックの登録期間については審査基準と同様に決して表に出る事はないため、自社ブラックの登録期間中にその金融会社が発行している家族カード審査へ申し込んだ場合には、審査の段階で自社ブラック情報として出てきますので結果審査に落ちる事になってしまいます。

ですので、もしあなたが家族カードに申込を行う場合には、自分が過去にその会社で金融事故を起こしていないのかの確認も行う必要があります。

家族カード審査に落ちないためには

本会員の信用状況によっては審査落ちのある家族カード審査ですが、やはり申込者に関しては審査なしなので、なるべくなら落ちたくは無いですよね。
そこで、家族カード審査に落ちないために必要な事について解説します。

■信用情報に金融事故が登録されていないこと■
当記事でも何度となく出てきていますが、家族カード審査に通るためには本会員の信用状況が良好である必要があります。
そのためには、信用情報に事故情報が登録されていない事が絶対条件になるため、審査への申し込みを行う前に本会員へ確認しておいた方が良いです。

いくら本会員の信用状況次第とはいえ、家族カード審査に落ちてしまったらその情報が信用情報に登録されてしまい、今後の各種金融商品の審査では不利になる可能性があるのですから。

■過去に申込予定のカード会社で金融事故を起こしていないこと■
過去に金融トラブルを起こしている金融会社では、顧客情報を自社ブラックとして登録しているため申し込んだとしても落ちる可能性が高くなります。そして、その登録期間は各金融会社によって違いはありますが、基本的には半永久的と考えておいた方が良いです。

そのため、事前に家族カードの申込先会社との間で過去に金融トラブルが無かったかの確認を行う必要があります。

■家族カード申込条件の確認を行う■
家族カードにも一般のクレジットカードと同様に申込条件があります。

●生計を共にする配偶者、満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、ご両親(三井住友VISAカード)
●家族カードは、本会員の方と生計を同一にする配偶者・親、子(高校生を除く18歳以上)の方が申し込めます。(JCBカード)

などのようになっています。
つまり、家族カードには生計を共にしている配偶者や子供、両親に対しての発行が可能となっていますが、生計を共にしていても兄弟や親戚に対しては発行する事が出来ませんので注意が必要です。

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